SRT字幕を英語に翻訳する3つの方法

手元にSRTがあり、それを英文字幕に変えたい。見た目は「翻訳」ひとつの作業ですが、実際は3つの問題が重なっています:テキストを訳す・タイムコードを守る・結果を正しい形式に組み立てる。3つの道筋の違いは、この3つの問題をそれぞれ誰が引き受けるかに尽きます。

まずSRTの中身を確認する

SRTはプレーンテキストで、構造はシンプルすぎるほどです:番号、タイムコード、テキスト、項目の間は空行1行。

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00:00:01,000 --> 00:00:02,500
今日は3つのテーマについて話します

翻訳で変わるのはテキストだけで、番号とタイムコードは完全にそのまま残す必要があります——1秒でもズレれば字幕は口の動きと合わなくなり、しかも後から気づくのが非常に難しい。この構造を認識できないどんな方法でも、組み立て直しのリスクは自分が負うことになります。

道筋1:人手による翻訳

向いている案件:映像制作・ブランド映像・法務・医療コンテンツ。用語の統一、トーンの制御は、今のところ機械が追いつけない領域です。

コスト:人手の字幕は通常完成映像の分数で課金され、言語ペアが増えるほど価格は積み上がります。納期もあり、小さな発注には最低注文量が設けられることも——3分の制作と30分の制作で同じ料金になり得ます。

隠れコスト:用語集や背景資料を渡さないと、翻訳者は推測するしかなく、往復チェックの時間は想像より長くなります。しかもこの部分は見積書には現れません。

道筋2:汎用翻訳ツールに1件ずつ貼り付け

向いているシーン:字幕が数項目しかない臨時の対応。

問題点:汎用翻訳ツールはSRTの構造を認識しません。貼り付けるのは「番号+タイムコード+テキスト」が混ざったテキストで、返ってくるのは連続した1塊の文章です。それを再分割し、時間軸を合わせ、正しい項目に組み直す必要があります。項目数が多くなると、ズレはほぼ確実に発生し、全体がずれるか一部が入れ替わるかという形で現れるため、目視ではほぼチェックできません。

道筋3:字幕専用オンラインツール(無料・おすすめ)

専用ツールはまず構造を解析し、番号とタイムコードを切り離して保持し、テキストだけを翻訳に送り、元のタイムコードに沿って新しいファイルを組み立てます。3つの問題のうち後の2つをツールが引き受けるので、あなたは訳文の品質を判断するだけです。

SmileSubのSRT翻訳ツールなら、登録もソフトのインストールも不要です:

  1. SRTファイルをアップロード
  2. 翻訳元言語と翻訳先言語を選択——日本語・英語・中国語・韓国語など20言語の相互翻訳に対応
  3. 解析と翻訳の完了を待つ
  4. 翻訳済みSRTをダウンロード。タイムコードと項目数は元のまま

無料枠:1ファイルあたり1MB・500字幕項目まで、各ツール各IPで1日3回。長い動画はセクションごとに分割して処理するのがおすすめです。

3つの道筋の選び方

あなたの状況 おすすめ 主なコスト
字幕が数項目だけ 汎用翻訳ツールで手動処理 あなたの時間
映像作品レベルの品質・法務医療・署名付き納品 人手翻訳 分数単位の課金+納期
ナレーション/チュートリアル/一括の海外展開 オンラインツール ほぼゼロ(無料枠に注意)

考え方はシンプルです:機械にできることはツールに任せ、人の時間は判断が要る場所に残す。どうしても人手が必要な段階に来たときには、すでに照らし合わせられる参考訳文が手元にあります。

翻訳後にチェックすべきこと

  • 項目数が一致しているか:120項目で翻訳に出したら、戻ってきたのも120項目
  • 先頭と末尾のタイムコードが改変されていないか:最初と最後の項目のタイムスタンプを照合
  • 1行の長さ:一般的な字幕規格では、日本語は1行16字程度、英語は42文字以内が目安。英語のほうが通常長くなるため、1行に収まっていた文も、訳した後は改行が必要になることがあります
  • 固有名詞が統一されているか:人名、製品名、用語を全文検索

「原文+訳文」の二か国語字幕を作りたいときは、二か国語SRT生成ツールが使えます。SRTをアップロードするだけで二か国語ファイルを生成できます。

よくある質問

翻訳でタイムコードが乱れることは?

専用ツールでは乱れません——タイムコードは独立したデータとして解析され、翻訳はテキストにだけ作用し、最後に元のタイムコードで組み立て直します。乱れやすいのは「コピー&ペースト」の道筋です。構造化データが連続テキストになった時点で、分割時に一切の検証がなくなるからです。

無料ツールの500項目制限で足りますか?

10分のナレーション動画の字幕量は通常150〜250項目で、500項目はおおむね20〜30分ぶんの内容に相当します。それより長い場合はチャプターごとに分割すれば十分です。各ツール各IPで1日3回という点には注意してください。

機械翻訳した英文字幕をそのまま公開できますか?

コンテンツの種類によります。情報伝達が中心の日常的な話し言葉なら、翻訳エンジンの処理はかなり成熟しています。専門用語、ブランドの言い回し、法的な表現が関わる内容は、人手で一度通すのがおすすめです——オンラインツールの訳文は、まさに校正用の下書きとして使えます。